養蜂初心者が分かりにくい事。

養蜂

養蜂初心者のおやじです。
2021年の3月から養蜂を始めて只今数カ月ですが試行錯誤しながら養蜂を楽しんでいます。
自分が分からなかった部分を幾つかありましたので

ミツバチの種類について

一言に『ミツバチ』とまとめていますが蜜蜂には、種類があります。

それは在来種である『日本蜜蜂』と採蜜するための外来種の『西洋蜜蜂』

この2種類の蜂を比べてみました。

二ホンミツバチとは
  • 日本の在来種で奄美大島以北に生息する。
  • 西洋蜜蜂に比べて飼育が難しく、採蜜量も少ない為商用利用が難しい。
  • 採蜜回数は年に1回程度で複数の種類の花から採蜜を行う。採蜜量は極めて少ない。
  • 巣の環境が悪化すると別の住処に移動する性質がある(逃亡癖と養蜂家は言います。)
  • 重箱式と呼ばれる巣箱を使い 蜂蜜は圧搾して搾り取る。
  • 複数の花の蜜からとれる蜂蜜は『百花蜜』と呼ばれ濃厚で熟成された味わいの為価値が高い。
  • 天敵であるスズメバチに対する抵抗手段を持っている。
セイヨウミツバチとは
  • ヨーロッパやアフリカ、中央アジアを原産地とする蜜蜂。明治時代にアメリカより輸入されたといわれています。
  • 細密回数は年に2回程度で特定の種類の花から採蜜を行い採蜜量は多い
  • 養蜂に適した性質で
  • 養蜂の基本の巣枠を使い採蜜は専用の遠心分離機で搾取するので巣枠は再利用できる。
  • 蜂蜜は多く採蜜でき花粉があまり含まれないため甘みと香りが強いのが特徴。
  • スズメバチに対抗する手段を持っていない。

そして初めは日本蜜蜂を調べていました。

しかし沖永良部島には日本蜜蜂は居ない事に気付きました。

養蜂を行う場所について

まず初めに考えたのが蜂を飼うにあたり場所の選定でした。

気をつけたい点は、こちら

  1. 近隣住民への配慮
  2. 蜜蜂にとって良い場所であるか
  3. 他の養蜂家との距離

①については、やはり蜜蜂と言っても蜂なので刺されることがあります。
出来るだけ人気のない場所の方が適しています。

私も住宅地の一角から始めましたが分蜂シーズン前に5群を移動しました。
ミツバチの近距離の移動は困難を極めました。設置場所はよく検討しましょう。

②も重要な点になってきます。養蜂場は出来るだけ自然に近い条件の方が良いみたいです。
近年はビルの屋上などでも養蜂が行われていますがコンクリート建造物は、熱がこもりやすいので色々と配慮が必要となります。
自然に近い形で木陰のあるような場所が最適かと思われます。

③蜂は活動半径が2~3キロと広範囲ではありますが活動範囲の蜜源は限られています。
近隣に養蜂家が先にいるのであればお互いに配慮が必要となります。

養蜂を始める準備とは

養蜂を始めたくても直ぐに出来るものでもありません。
まずは場所を決めて準備を行います。

種蜂や養蜂資材の準備。そして重要なことは蜂を飼うことの知識が必要となります。

私の場合は、まず蜂のことを調べる事から始めました。

書籍を購入したり、図書館などで養蜂の本を片っ端から読んでみました。
そこから知識は得ることが出来ますが本で読むことと実際に行う事はまさに雲泥の差。

勿論経験は必要ですが誰でも最初から上手くいく人はいないと私は思います。
知識を得て行動し、悩みながら蜂に接することで自分なりの経験と知識を増やしていけたら良いことではないでしょうか。

今まで読んだ本の中でこの一冊をバイブル書籍としています。

そして私の場合は、師匠が教えて頂けたのですんなりと養蜂の道に入っていけたかと思います。
人に物を教わるということは、その人が経験してきた事を自分の経験のように吸収することが出来るので一人で養蜂を行うより楽しくより早く経験を積むことが出来ると思います。
養蜂の世界では中々弟子をとらないとよく聞きます。
勿論そうですね。
経験と知識が財産の世界なので自分の技術を人に教えるという事は、なかなか難しいことだと思います。

まず必要な養蜂資材は?

養蜂を始めるには、種蜂や資材を購入するのにお金が掛かります。
初期投資でも20万~30万くらいは、必要になるかと思います。

肝心の蜂を導入する時期も限られてきます。

初心者向けのスタートキットを活用するのが間違いも少ないかと思います。

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また導入した後も蜂を増やして群の勢いが増したころに継ぎ箱などを追加していくので
その都度資材の購入も出てきます。

蜜蜂の巣箱は設置後に移動が難しいと言われる意味。

蜜蜂の巣箱を設置した後は巣箱の移動は難しい作業となるので
よく検討して設置することが望ましです。

ミツバチの帰巣本能

ミツバチの行動範囲は、約2~3Kmと言われています。
飛び立った蜂は巣箱を覚えているのではなく巣箱の位置を覚えているようです。
その証に蜂が飛び立った後に巣箱を数メートル移動すると飛び立つ前の巣箱の位置に戻り
目の前にあるのにもかかわらず巣箱に入ることが出来ません。

どうしても巣箱を動かしたいときは、一日に十数センチずつ動かしていけば良いそうですが
数メートル動かすにも何日も掛かってしまいます。
とても現実的ではないですね。

その他の方法としては、一度行動範囲の外に移動して数日間置くことで
巣箱の位置を覚える能力をリセット出来るそうです。
つまり2~3キロほど移動すると蜂は巣箱の位置を覚えられないという事ですね。

分蜂群や新規の蜂の巣箱設置には後から移動が困難な為充分検討して設置しましょう。

巣箱設置後からの作業は?

巣箱設置後からは蜂のお世話が始まります。
どんなことをするかと言うと蜂が生活しやすい様にお手伝いをします。
その為に一週間に最低1度は内検作業を行いました。

最初は蜂を定着させて産卵を促す。

導入した蜂は1群になっていても余り数はいません。
巣礎枠(巣枠のみでかさ上げされていない巣枠)に巣を盛り上げるために蜂は腹部からロウをだして
巣作りを始めます。この時は巣の中に餌が無いため給餌を行います。
働き蜂が巣を作り、女王蜂が産卵し約3週間くらいで新しい働き蜂が生まれてきます。
これを繰り返して蜂の勢力が上がっていきます。
導入後は給餌を手伝いして蜂群の群勢を上げます。

内検作業時に確認する事は
  • 女王蜂の確認
  • 産卵の確認
  • 花粉や蜜が集められているかを確認。
  • 幼虫やサナギの状態の確認
  • 王台の有無
  • 働き蜂の混みぐあい
  • ダニや害虫の有無
内検の様子。巣の状態を確認します。

蜜源を確認する。

いくら餌をあげても蜜源が無ければ養蜂は出来ません。
この時期にはこんな花が咲くとかこの花から蜜蜂が蜜を集めているなど
気にかけて周りを観察してみましょう。
梅雨の降雨時期や夏の植物の枯渇時期には給餌を行い、蜂さんのお手伝いをします。

女王蜂のマーキング・羽根切り

1匹しかいない女王蜂がすべてです。
女王蜂を確認しやすくするためにマーキングと言う作業を行います。
以前のブログで紹介したのでこちらでは割愛します。

以前羽根切りを行っていたので突然の分蜂にも対処することが出来ました。
羽根切りしてなければ大きな損失となるところでした。
マーキングも慎重に行わなければなりません。
新聞紙合同をしなければならなくなった蜂群はもしかしたらマーキングにより違和感を覚えて
働き蜂が女王の世代交代したことが原因かとも思っています。

継ぎ箱の設置

給餌を行いながら蜂の数が増えて巣箱10枚が満杯になる前に継ぎ箱をかさ上げします。
継ぎ箱は採蜜するために仕切りの板を上段と下段の間に挟んで女王蜂を下段のみに産卵させるようにします。

隔王板を使い継箱を上げる時期はどのタイミング?

隔王板を使い継箱をあげるタイミングが私の場合は、困りました。
最初に群勢が強い群に下段の巣枠がほぼ8割くらい埋まったので隔王板を使い継箱を上げました。
しかし肝心の蜂は上段には全く上がりません。
しばらく様子を見ていたのですが下段の換気窓は蜂で真っ黒になる位密集していきました。

そしたらいきなりの分蜂

いずれ上がるだろうと思っていたらいきなり分蜂されてしまいました。
蜂さんは密集していっぱいになり巣の中では分蜂の準備が着々と進んでいたのです。

羽根切りで管理されていたので巣箱の前に分蜂群が固まり回収することが出来ました。
いやいや焦りました。

おやじ
おやじ

ただ継箱を乗せたくらいではダメでした。

どうすれば継箱に蜂を上げることが出来るのか?

そうなんです。ただ箱を重ねても蜂さんは上がってくることはなく
下の箱がいっぱいなので分蜂してしまいます。
解決策を考えてもう一度本を読み返してみました。

  • ポイントは、蜂児枠を上段に複数枚上げて下段に空巣を差す。

上段に蜂児枠を入れ替える事で働き蜂は子育てのために上の段に上がっていきます。
無事の育った蜂が巣穴から出ていけばまたそこに貯蜜していくはずです。

継箱を上げた結果・・・・・変成王台から女王蜂が誕生してしまいました。

継箱を上げるのに四苦八苦しています。
上げるタイミングが分かりにくく、分蜂されたり
上げた巣枠が変成王台を作ったりと日々奮闘しています。

蜂さんへの対応に正解も不正解もない。

色々考えて色々やってみて思ったこと 『蜂さんへの対応に正解も不正解もない』

ただどれだけ向き合えるかが成功への近道。

失敗も経験しなければ 成功はしません。

一番は経験。1つの問題にも人それぞれのやり方があります。

それを教えてくれる人は中々いないと思います。

人の経験も参考にしながら自分なりのやり方を作り上げるしかないと私は思いました。

そして分からないことは、掲示板などで全国の蜂友さんに聞いたりしました。

養蜂は難しいから面白いと思う様になってきました。

蜂さんに刺されようとも蜂さんの事を考えて養蜂を楽しむ。 難しいからこそ面白い。

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