親父の独り言です。
ラジオが好きなので何かと聴いています。
AMラジオを聴き始めたのは、中学生位の時からでしょうか。
その頃は、深夜番組にハマり友人たちとラジオに出演したりしていました。
今では番組名も忘れてしまったのですが良い思い出です。
好きな番組や怖い話などをカセットテープに録音して保存したりしていました。
カセットテープの時代の話です。
アナログの良さを懐かしく思い出します。
今だったらネットラジオになり聞き逃しても振り返って配信を聴くことが出来るのですが
当時は、時間まで待ってCDラジカセを回転椅子の上にセットして受信方位を微妙に調整して
録音していました。
そんな時代が懐かしくなる世代になってきました。
インターネットが普及した現代、ラジオを聴く子供達はいるのかな?って思ったりします。
ラジオ出演のときは、とても興奮したのを覚えています。
3名の友人とそれぞれ家の固定電話からの出演。
電話機の横にラジオを置き、電話が掛かって来たときの緊張感。
自分達がラジオに出演する高揚感。
確かクイズに挑戦して正解すると景品が貰える番組だったと思います。
残念ながら不正解でしたが、記念品を貰って嬉しかったのを覚えています。
そして、今は、ワイドFMの時代です。
AMラジオをFM波でクリアに聴くことが出来ます。
そして光回線有線テレビによりクリアに多くの局を選択することが出来ています。
ラジオパーソナリティは、テレビとは違い視覚のないラジオでの情報伝達となるため
とても高度なアナウンス技術が求められます。
パーソナリティ次第で番組が好まれるかと言っても過言ではないと思います。
近代は、朝起きればとりあえずTVの電源を入れる人が多数だとは思いますが
私は、静かに聞けるラジオのスイッチを入れて静かに過ごしたい方になります。
朝の静かな時間にラジオを小さな音量でながし、ゆっくりと珈琲を淹れ、洗面や出勤の準備をする。
テレビだと喧騒としたニュースが朝から視覚に投げ込まれてきますが、
朝だからこそ静けさに耳を傾ける気持ちのゆとりが欲しいですね。
朝の凛とした時間を楽しみながら、時間に放送される朝のラジオ体操をしたりするのも健康的です。
人の生活がアナログからデジタルに変わり、朝はTV、仕事はPC、会話は携帯電話、そしてチャット。
めまくるしい喧騒の中、どのくらいの方が静けさを楽しんでいるのかなと思います。
話は流れましたが、デジタル時代を否定しているつもりではなく、
古き良き時代の物も大切にしていきたいですね。
愛用しているラジオ ICF-EX5
今使っているラジオは、1985年にソニーより発売された ICF-EX5 という古い機種です。
超ロングセラー商品です。 新品の希望小売価格はなんと税込16,695円です。
この機種の特徴は、中波受信を好感度に受信するために内蔵されている180mmのAMバーアンテナです。それとAM放送を同期検波し、USB、LSBの一方を選択して復調することもできることから、混信の影響などを受けているのが片側の場合にそれを回避できる機能が付いています。
そしてこのレトロ感が好きで20年くらい前に購入しました。
当時13,000円位でしたので購入するのに大分検討したのを今でも覚えています。
購入当時でも発売から十数年経っていてもモデルチェンジもない一品でした。
その後の後継機種として ICF-EX5MK2 という機種が発売より24年ぶりにモデルチェンジしています。2011年のアナログテレビ放送停波のための措置で、テレビ放送の1ch~3chの表示が消えたようです。仕様が変わったのはそこだけですね。
今では、もう手に入らないこのラジオ。ネット検索してみたら中古品はありましたが
在庫希薄の上に値段も高いですね。
良いものは、時代を重ねても価値は落ちない。
そんな物に囲まれて生きていきたいですね。
家の中で使う時は、光回線から同軸ケーブルでFM波を受信しているのでクリアに聴こえます。
こんな感じで引っ掛けてるだけ。移動するときには外すのも簡単です。
受信を調整するツマミ。昔のラジオって感じが結構好きです。
携帯用に ソニーのハンディーポータブルラジオ ICF-P36
この機種は、携帯用に使っています。釣りやキャンプ、家庭菜園での作業などに軽くて便利です。
単三電池2本で駆動しています。
ノイズは、少々入りますがハンディーポータブルなので機種相応ですね。
軽くて重宝しています。
デジタル家電が進化していく中デジタルもいいのですがラジオのアナログ感、私は好きですね。
特にダイヤルを回しながら、耳を澄ましジージージーとチューニングするのがいいのです。
デジタルのダイレクト選局よりも楽しめます。
ちょっと廻せばもっと感度良くなる所があるのではないかと探すのも楽し~し。
あと何年これらの機種が使えるかはわかりませんが
古き良き時代の良いものを大切にしていきます。
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