毎年この時期の沖永良部の旬の物と言えばやはり『スクヌクヮ』
クスヌクァ とは?
- スクとは、島の方言でアイゴと言う魚の事。スクヌクヮとは『アイゴの子』と言う意味
- 沖縄では、スクヌクァを塩漬けした塩辛を『スクガラス』として食される。
- 毎年8月の大潮の時に大群をなして寄ってくるので沖縄や奄美群島ではこれを伝統的に獲って食す。
- この時期で孵化後約1カ月くらい経って体長3cm位、骨も柔らかく 匂いの元となる海藻などを食べていないため内臓もほとんどなく生食にも適している
- 食べ方は、酢味噌や酢醬油に漬け込んでそのまま食べる生食、塩辛にして発酵させる塩から、唐揚げで食される
近年は、スクヌクァが激減していて市場にも出回りません。
スクヌクァを手に入れるには、直接漁師さんにお願いするしかない状態。
しかも漁師さんも大量に取れている訳では無く、少しの漁獲量を皆に分配するためかなり貴重になります。
大量に穫れるときは、キロ単位で計り売りですが、今年は貴重
その貴重なスクヌクァを頂きました。
貴重な『スクヌクヮ』
貴重な今年の初物のスクヌクァをマチジョさんから頂きました。
今年は、漁獲量もほとんど無く手に入らないと思っていたのでとても嬉しいです。
この様に大きさが揃ってます。そして何より餌を食べていない物が生食に適します。
こちら👇がアイゴです。ヒレには毒があり刺されると激痛でのたうち回ります。
そのくらい痛い毒魚。
因みにスクヌクァにもトゲがあり刺さると少なからず口の中がピリピリします。
なぜかまたそれがいいのです。
酢に漬け込むことでピリピリ感も若干弱くなります。
餌を食べていないため、内臓もそのまま食べる事が出来て骨も柔らかく美味しく頂けます。
始めて食べる人はかなりの抵抗感ありますが一度食べて慣れるととても美味・珍味
酢醤油や酢味噌が定番。
生食する時には、酢醬油や酢味噌が定番です。
好みですりおろしショウガを加えたりします。
酢醬油にほんのしばらく漬け込んでからそのまま頂きました。
スクヌクァを酢醬油がコーティングしています。
独特な味わい。
ビールが止まりません。
そして味を変えて酢味噌。
ビールもマルエフに変えてみました。
味噌の風味がまた旨し。
今年も初物を食べれてとても嬉しい。マチジョさんに感謝。
沖縄では、この様に塩辛にしてお豆腐に乗ってますよね。
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