購入していた巣箱を自作してみたいと思います。
図面を見ながら材料を集め加工しました。
購入した巣箱は、16.7ミリの板材で加工しているのですが
規格は、15ミリがほとんどです。
板厚を考えながらカット寸法で調整して作っていきたいと思います。
ホントにこの巣箱よく考えられて作られています。
巣枠の外周の板が巾が広いので材料は、寄せ集めてた物で作りました。
図面の板厚は16.7ミリですが市販の材料は15ミリがほとんどですね。
巣門の欠き込みと巣枠を掛ける部分の書き込みは、逆の発想で部材を継ぎ足して作りました。
これなら溝切カッターが無くても出来ます。
巣門の所は、板材を継ぎ足しです。
板材の加工が終われば組立るだけですので作業がスムーズに進みます。
昔から使っていた【毛引き】と呼ばれる道具。
これがとても便利です。板材に平行のラインを簡単に引くことが出来ます。
巣箱作りで一番大変なのは、巣の扉の加工でした。
今回は、スライド丸鋸で切断深さを固定して丸鋸の歯を数回往復して欠き込みを作りました。
それをノミで整えて、カンナで面取り。
これで自作巣箱の完成です。
天板の板は、今回化粧コンパネで作ってみました。
コンパネの小口から雨水などの水分が入ると劣化しやすくなるのでアルミテープを回しました。
借りていた巣箱と入れ替えました。
寸法も合わせているので購入品と変わりません。
継箱を重ねるのを想定しているので板厚が変わっても継げるようにサイズ調整してあります。
蜂さんも凄い勢いで代用花粉を消費しています。
この巣箱も落ち着いたら巣枠を追加しましょ。
引っ越し完了です。
西洋蜜蜂の巣箱自作。
自作したほうが何故この寸法なのか、巣箱の意味が解ります。
よく考えられて設計されていますね。
入口の守門も問題なく蜂さんが出入り出来ています。
暫く様子を見ながら自作巣箱を楽しみます。
愛着が沸きます。
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