五月の母の日の日曜日 風も止まり小雨がポツリポツリ。
男とは海へ魚突きに行き、女性の方は磯の潮溜まりに貝を拾いに行きました。
ヒザラカイってごぞんじでしょうか?
ヒラザ貝ってご存知でしょうか?
見た目は、ダンゴムシのような多板綱と呼ばれる原始的な軟体動物で北海道南部から沖縄までの岩礁地帯に生息している貝になります。
ちょっと見た目がヤバい磯にいる貝になります。
こちらの地方の方言で『グジマ』とか『グジヤ』とか呼ばれています。
下の写真のように磯の岩などに強くくっついてる貝?になります。
沖永良部の方ではあまり食されることは無いのですがネットでみてみると他の地域では結構食されているみたいです。
獲ってきたヒラザカイを見せてもらいました。
もうすでに圧力鍋で茹でられています。
見た目はイソアワモチに貝殻が付いたような感じですね。
背中の貝殻が風の谷のナウシカの王蟲(オウム)を思い出させます。
姿がちょっと怖いぞ 8枚の多板綱 固い殻
圧力鍋で炊いてから背中の甲羅を外すそうです。
ボイルされているので簡単に手で外れます。
殻を外した姿がこんな感じ。
どんな味がするんだろう?
殻を外した後は、内臓や汚れを落として下処理をした姿がこちら
なんだか貝ひもみたいな形になりました。
ヒザラガイのお味は?
食べてみると柔らかいアワビのような食感。ナマコにも似ている感じです。
醤油をつけて食べたのですがこれがまた見た目とは裏腹にとても美味しかったです。
貝の旨味があります。
ヒザラガイの味は、バイ貝などの巻貝の味に似ておりコリコリとした食感で刺身でも行けるそうです。
他の地方では、ネギと酢味噌であえた【ヌタ】として食されているようです。
ネギと酢味噌のヌタ食べてみたいですね。
下の写真の丸い貝はアワビです。
後ほど調理されたヒザラガイを頂きました。
ボイルした物をネギと合わせてバター炒めで調理したそうです。
バターが入るとまた別物みたいです。
やわらく炊き込まれていてナマコの様な食感です。
ネギとバターの風味が効いていて美味しく頂きました。
その他 色んな種類の貝を採ってありました。
写真中央の大きな茶色い貝は、ホシダカラカイ
ほかの貝も見せてもらいました。
この貝は名前がわかりません。
知っている方がいましたら教えてください。
爪楊枝でくるりとむけました。
肝の部分を先に食べてみました。肝が濃厚な味わい。
身の部分は、コリコリしてちょっと苦みが感じられます。
磯の香りがする美味しい貝でした。
その日の三人の収獲です。
雨の降る中暑くもなく気持ちよく泳ぎました。
捌いて三枚に下ろしたりしたのでちょっと減っていますが
色々な魚種の魚を突いてきました。
海の恵みに感謝しながら今日の母の日を祝いました。
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