新しい相棒 SUZUKI グース250
嫁様が免許を取得したのでバイクを整備します。
スズキのグースという 250㏄のバイク
車検も必要なくチョイノリ出来るので軽くて便利なバイク。
1992年に数年だけ生産されたバイク
しかし ちょっと乗ってみると15ℓ入るガソリンタンクで150㎞も走らないとの事。
走行8㎞/ℓの燃費ってもはや異常。
走行中にエンジンが止まり、キャブからオーバーフローを起こしていました。
とりあえずは、キャブレターを点検してみます。
構造は至ってシンプル。
サイドカバーとタンクは簡単に外せました。
単気筒なのでスッキリしてますね。
そして問題のキャブレターも見えてきました。
右からエアークリーナ―、キャブレター、そしてエンジン。
エンジンとクリーナーの間にキャブレターがあるのでとても外しにくい。
スロットルワイヤーなどをすべて外します。
触った事の無いバイク 仕組みを考えながらゆっくりと作業を進めます。
ようやくキャブを単体で外せました。
キャブレター ミクニBST33
グース250には、ミクニBST33のキャブレターが使用されています。
出来れば丸ごとキャブレターを変えたいのだがヤフオクなどにも見当たらない。
フロート部分の点検
結構変色して劣化が見られます。
これがニードルバルブ
そしてフロートの上げ下げでガソリンを止める役割を担うニードルバルブ
今回はこれを取り換えてみます。
先端の黒い部分がガソリンの流入口を塞ぐので燃料供給が止まる仕組みになっています。
このニードルバルブは、ヤフオクで購入
左が既存のバルブ 袋入りが新しい部品になります。
もしかしたら燃費が悪いのは原因が幾つかあるのかな?
オーバーフローとは別に燃料調整とかも必要なのかも
取り合えずは、ニードルバルブでオーバーフローが止まるのかを検証します。
タンクを取り付けるのは手間が掛かるので直接キャブにガソリンを送ります。
百均で醤油入れ?みたいな物を買ってきました。
これでガソリンを入れて暫く様子を見てみたいと思います。
ドレンホースからのガソリンが止まればOK.
ボトルのガソリン上面には、マジックでラインを入れて確認します。
原因は、ニードルバルブ以外も考えられる!
ちょっと用事を済ませて3時間後に見に来ました。
ほんの少しですがキャブ内のオーバーフローパイプが濡れています。
そしてボトルのガソリンもラインよりも上面が下がっていました。
ガソリンが他に回っている可能性も出てきた。
これはどうしたら良いものか?
結局ですがグース250の燃費の悪さが分かりません。
なのでプロの方にヘルプで見て貰いました。
原因はノーマルキャブレターを弄って大きめのジェットを入れているためガソリンをバンバン食いながら濃厚気味で走っていたらしい。
メインジェットの番手を通常の仕様に替えてキャブレターをオーバーホールして貰いました。
そして音の大きかったマフラーもサイレンサーを新規で作ってもらい音も収まりました。
二台で初家族ドライブ
試運転を兼ねて初めての家族ドライブ。
あとは燃費がどの位なのかがとても気になります。
ゴールデンウィークをバイクで楽しめました
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