レザークラフトでビーベルトを作成

レザークラフト

養蜂をしていると道具もかさばります。

今回は『ビーベルト』なるものを作成してみたいと思います。

レザークラフトの工具。

レザークラフトは、工具が必要なので工具一式を購入しました。

色々な工具セットが売られているのですが自分合いそうなものをチョイスしてみました。

このセットで基本一式がそろいます。後足りないものを購入。

道具の数が多いので取り合えずは、引き出しに収納しました。

どのような物を作るか。

一番使う養蜂の工具 ハイブツールを持ち歩くためにマグネットを使ったベロを作ります。

参考にしたのはYouTuberの TJ養蜂記さんのビーベルト です。
右手に持っているハイブツールをマグネットで固定する革製品を作りたいと思います。

材料はこんな感じ

取り寄せた材料は、ヌメ革A4サイズ3.5㎜を一枚と15㎜厚さのコルク。そしてネオジム磁石です。

大好きヌメ革を加工する楽しみが増えました。

購入した物は、こちら  ヌメ革(A4サイズ) コルクボード  ネオジム磁石

革を切断。

それでは作業開始です。型紙もありません。現物合わせでやっていきます。

サイズを決めて革をカット。 ベルト通しの穴を空けます。 ただこれだけの作業でも初めてする事なので戸惑います。

今回は贅沢に2枚の革を合わせます。厚さも2倍になり愛着が沸きそうです。
そして初めて作るレザークラフトなのでカービングや縫う作業の練習にもなります。

ネットで調べるのと、実践ではどう違うのか体感したいと思います。

ネオジム磁石の位置を決めてコルクに埋め込みました。参考写真では丸型の磁石を使っていましたが
加工をしやすくするために四角の形を購入しました。
加工がしやすく四角で正解です。

初めてのカービング

折角なので練習も含めてカービングをしたいと思います。

勿論初めてです。革にイラストをトレースしていきます。
みつばちマークプリントして裏面に鉛筆を刷り込み上からボールペンでトレースしました。

トレースが出来たので切れ目を入れていきます。
トレースが出来たのですがこれをどうしようか。悩みます。
革の部分を浮かせるのか、それとも沈めるのか。

初めてのスタンピング。やり方も分かりません。実戦から学んでいく予定です。
叩き具合で仕上がりが違ってきます。

面白いけど難しい。でもなんか楽しい。

みつばちの周りにはバスケットスタンプをスタンピングしてみました。

荒さは目立つものの良い感じの仕上がりになりました。

花のスタンプも可愛らしい。

スタンピングが終わったので2枚のヌメ革をボンドを使い貼り合わせます。

革の伸びもなく綺麗に貼り合わせ完了です。

コバの処理の仕方。これは肝心な作業です。

コバとはレザークラフトで革の小口を処理する作業になります。

革の断面は、そのままだと毛羽立ちが出来て革がほぐれてきます。

そうならない様にコバヌールなどの処理剤を使いなめしていく作業になります。

まずは皮の端部を専用のナイフで落としてから縫い目を入れる部分に溝を掘ります。

溝を掘ることにより糸を革の中に縫い付けて摩擦などで糸が切れないようにする技術になります。

ベルトの作成。

ベルトの革は、厚さと長さを決めてこちらから購入しました。


この様に裁断されているのでベルトに合わせて注文します。

永く使うので良い革を選びました。 『栃木レザー』

ヌメ革の手触りが気持ちよい。 エイジングも楽しめます。

簡単な刻印を押して自分だけのベルトを作ります。

ここら辺の作業は手間が掛かります。革を漉いたり留め具を付けたりまたこれも楽しい。

ベルトの形、完成です。アンティーク風に仕上げようかな。

黒色の染料を入れてみました。

ビーベルトの完成です。

アンティーク風に仕上げたのですが中々思うような色合いを出すのが難しい。
まあ自分用なので使っていくうちにどの様に変化するのかを楽しんでいきます。

日光浴をさせて脂を浮かせてから使用する予定。
しかし梅雨の影響で雨ばかり。
もうそろそろ梅雨明けするはずなのでしばし待ちます。

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