蜜蝋とは
蜜蠟とは、蜜蜂が巣を作る時に分泌する蝋の事です。蜂蝋とも呼ばれます
巣を作る時に体内の腹鏡と呼ばれ器官で蜜蝋を分泌し 体内の酵素を混ぜて巣の材料となる蜜蝋を生成しています。
今回は採蜜の為巣枠の蜜蓋を切り取ったので この蜜蓋から蜜蝋を取り出してみたいと思います。
蜜蠟をハチの巣から取り出す方法は？
蜜蝋を取り出すために鍋を準備して火に掛けて蠟を取り出します。
蜜蝋の融点は、62度～65度位です。
巣くずなどが入っているので玉ねぎネットに入れてから溶かし出せば
不純物はそのまま捨てることが出来ます。
火に掛けて溶かしてみた
大きなお鍋を準備して水を張り蜂の巣をネットに入れて火に掛けました。
しばらくするとネットの中のハチの巣は、お湯に溶けてこの様になりました。
玉ねぎネットは、そのまま ポイ
ろ過してみました。
ガーゼを使いザルで受けて濾してみたのですが中々したに落ちない
しかも冷めて来ると余計に固まる。
ろ過する前に一回蜜蝋だけを固めたほうが良かったようです。
再度 蜜蠟だけを溶かしてろ過
ろ過しようと試みた上のガーゼの分を再度溶かしてみます。
今度は蜜蝋だけなので焦がさない様に慎重に温度を上げていきました。
そして熱々のうちに 水切りネットを使い不純物をろ過しました。
熱々だとろ過しやすい。 そして飛び散ると熱い。
蜜ろうを洗うのがたいへん。
お鍋を使うのですが洗うのが大変。温度が下がると固まり固化します。
洗おうとする固化するし 熱いうちに拭き取ろうとすると火傷するし
処理の仕方に困ります。
とりあえず形にするために
とりあえず形にするためにシリコンの型に流し込み。
冷めるまで待てばいいはず。
蜜蝋の取り出し完了
何とか取出しに成功しました。
表面を見るといくらかの不純物が見えています。水切りネットではろ過出来ない部分でした。
右上のミッキーさん。 お顔がぐちゃぐちゃに
型に流し込んだ時に水分が残っており蜜蝋と分離してこのような可哀想なお顔になりました。
綺麗なミッキーさん。 表面に僅かながら不純物がありますね。
蜜蠟の保管の為だけでしたので今回はこれで保存しておきます。
蜜蠟を利用して何か作ろうかと今試案中です。
蜜蝋ワックスやハンドクリーム。あとはキャンドルくらいかな。
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