水耕栽培について

水耕栽培

今までいろんな野菜を収穫してきた水耕栽培。
最近では、サンライズメロンを収穫しました。
水耕栽培を始めるきっかけとなったのは、いつでもレタスさんのHPからでした。
野菜や植物を育てるのが好きだったので
畑もない私にはとても好条件で子供たちと一緒に野菜を育てる楽しみに感激しました。
振り返ってみれば2011年から液肥でトマトなどを栽培したりしていました。
小さなビニールハウスの中に苗を入れて培地は、バーミュキュライト。
液肥は、ハイポニカのみです。
種から育苗して生長に合わせて切り替えていきます。

レタスなどの葉物野菜が収穫出来ました。
20日大根も真っ赤に色付きながら収穫。
育っている野菜も青々として勢いがあります。
春先には青虫が多く繁殖するので虫よけのためのマルチやネットは必須になります。

水耕栽培の基本は、液肥  ハイポニカから始まる

この写真を皆さんは見たことがあるのではないでしょうか。
協和株式会社のハイポニカ栽培です。
ハイポニカで育てたトマトが一粒の種から1万7000個のトマトの身を結実させているそうです。

植物は、根が命です。土栽培よりも水耕栽培の方が根の生長に土や培地の抵抗が無く
自由に根を伸ばすことが出来るそうです。
根っこが水腐れを起こしそうな気がしますが
水溶液の中に空気を取り込むことでより一層根の生長がよくなります。 

水耕栽培のメリット・デメリット

  • 土が不要で土を作る作業の大変さが無くなる。
  • 除草作業や土を耕す作業が要らない。
  • 収穫は、土栽培よりも早い
  • 狭いスペースでも栽培が出来る。(ベランダや窓際など)
  • 安定した生産が出来る。(風・虫対策は必要)
  • 台風襲来時に移動が出来る。
  • 水耕栽培用のキットは、金額が高い。(私は、ハイポニカ601を買って使ってみました。)
  • 液肥が切れないように毎日の管理が必要。
  • 液肥を使うのでコケ対策が必要。
  • それなりに知識は必要。

基本的には、液肥を毎日追加して培土から吸収させる方法で栽培してきました。
以前にキットも試してみたくなりトマトの形をした可愛いキットを購入。


電源を引いてトマトを育ててみましたが1つの水耕栽培キットに育てることが出来る株が少なく
量産するのにはコストが掛かりこの一台で終わってしまいました。
ちょっとやってみたい方にはおすすめの1台です。

もっと安価で多くの株を生産出来るものを考えています。
売られているキットも基本的な考え方や育て方は同じなので
自作で作ることが出来ないものかと思案中です。

ハイポニカ栽培の考え参考に水耕栽培キットを自作してみます。

  • 水の循環が必要
  • 水溶液に酸素を取り込ませる。
  • 水溶液の温度管理・光が入らない様に工夫する。
  • ハイポニカ水溶液の濃度の管理
  • 液肥切れが起こらないシステム
  • 基本的に屋外で使用し、台風時には移動が出来る事。

自作水耕栽培キット製作

これだけの材料で簡易的に水耕栽培用のキットを自作してみます。

水中ポンプは必須です。液肥の循環と空気の取り込みに使用します。
50Hzと60Hzを確認して購入しました。           
4.4ℓ/分の能力なので容量8ℓを1分48秒位で循環する計算になります。

水中ポンプの位置を決めて配管ホースを長さを合わせてカット。
仮に組み立てて調整してみます。
蓋の上部に出ているホースは、エアー取込み用のホースになります。
水中ポンプの力で空気を液肥の中に取り込む考えです。

発泡スチロールカッターで苗を入れるポットの大きさに穴をあけていきます。
電気でカッターの棒の部分を加熱してカットしていくので発泡スチロールが溶けていきながらの切断です。思いの外溶ける範囲が大きいですね。

使い捨てのプラコップをはめ込みました。
このコップの中に苗のポットを入れます。
こんな感じですね。根の部分には液肥が当たるように調整します。

シリコンホースに液肥が噴き出す様に穴を開けます。
シリコンホースに穴を開けるのが意外と時間が掛かりました。
もしかしたら熱に強いのでしょうか。

穴を開けてポンプを回してみました。
液肥の循環と空気の供給なのでこれ位で大丈夫でしょう。

電源コード用の切込みを入れて完成です。
発泡スチロールの上部にはアルミテープを貼ってみました。
少しは遮熱・遮光になるのではないでしょうか。

今回植え付けをするのは、サンライズメロンです。
水耕栽培と路地栽培の比較になるかと思います。
一握りの土と後は液肥で育てていきます。

いい感じに納まりました。 

サンライズメロンの水耕栽培スタートです。

昨年は一株から2個のメロンの収穫でしたが今年はどれ位取れるか楽しみです。

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