小笠原諸島海底火山『福徳岡ノ場』からの軽石。沖永良部島にも漂着

日々の事

ここ沖永良部島にも小笠原諸島の噴火活動から発生したと思われる軽石が島の海岸に押し寄せてきています。

千キロ以上離れた小笠原諸島の海底火山『福徳岡ノ場』の噴火で発生し 鹿児島県奄美諸島や沖縄に流れ着いてきています。

噴火日は、2021年8月13日だそうです

沖永良部漁協湾内にもこの様に風に乗り海面を埋め尽くすように漂着。

漁協関係者が人力によりフレコン(大型土嚢)に20袋ほど回収してもまだこんなに残っている状況。

回収してもまた流れてくるのでキリがありません。

漁船なども運行すると細かな石がエンジンに影響を与える為、出航出来ないと嘆いていました。

漁師にとっては死活問題です。

海上保安庁の巡視船もエンジンの冷却装置に軽石を吸い込み航行不能になる事故も起きています。

細かな軽石が海面を覆っています。

人力回収した軽石ですが処分するところがなく、とりあえず仮置きするしかありません。

これだけの量を人力回収したことも凄い労力だと思います。

地球活動の影響だとはいえ、本来は無くて良い作業。

この様に袋に入れてとりあえず回収。

石の大きさもかなり小さく砕けています。

この使い道のない軽石をちょっとだけ現場で使用してみようと思います。

とりあえず6袋ほど建設現場内の際に敷均し。

今は海水で濡れているので重さがあるけどこれが乾いたらどうなるのかは不安です。

風に煽られて飛び散ると大変そう。

中にこれ位の大きな軽石も含まれていました。

表面には、貝のような物も付着しています。

千数百キロ漂う小さな命。

しかしこれがモロイ。 片手で力を入れると簡単に砕けます。

今のところ使い道もなく、比重が軽いので埋め土にもならず敷均しても風に飛ばされる。

比重があれば砕石代わりに使えるかと思うけど比重があるなら流れ着かない。

園芸用土くらいかと思うけど塩分を含んでいるので処理が大変そう。

後には小さく砕けて砂になり影響は無くなるとの見解もあるのだけど何かいい活用法があればなぁ

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