女王蜂自動分蜂捕獲器を自作してみた。

日々の事

自動分蜂捕獲器とは?

これが自動分蜂捕獲器という物になります。

仕組みは、分蜂時期に女王蜂だけを捕獲するための装置で巣箱の入口に取付をして

分蜂した群れを確実に捕まえる事が出来る優れもの

来年の春の分蜂に備えて今から準備していきます。 

こちらは、裏側です。巣箱から出て来た蜂さんはここで戸惑います。

小柄な働き蜂は、下の鉄製のスペースから出入りできるのですが女王蜂は体が大きく出入り出来ないため 出入りを探して上部の丸いメッシュの方へと進んで行く仕組みです。

メッシュの先端には、女王蜂が通れるくらいの穴が開いていて出ていけば

戻る事が出来なくなり 捕獲完了となります。

この装置、購入すると結構 値が張ります。なので自分で作ることが出来ないのか試してみたいと思います。

材料を製材して加工していきます。

材料は集成材を使いました。厚さ約12mmです。

柔らかい材料の方が加工がしやすいのが利点ですね。

材料の巾を揃えて細かい溝などを掘っていきます。

この丸い形は、女王蜂が通る部分の板の加工。

一台に3個あったのでまとめて加工します。

同じ作業はまとめて行うのが効率よく作業出来ます。

そしてガルバリウム鋼板の板が入る部分の溝の作成。

こういった細かい所の加工が結構大変でした。

女王蜂が通過する部分の丸い穴の完成。

一番 難しく考えてた所 それは山形のメッシュ

この形を作るために色々考えました。

先ず材料は、巣箱を作った時のメッシュを代用。

後はこの形にするのにどうしたらよいのか❓

鋳型を作って強制的に押し込もうかと思ったりしました。

鋳型を何で作るかとか 木製? 鉄製? 樹脂製?

どちらも 製作が難しそう。

意外に簡単に出来た 山形メッシュの作り方。

色々四苦八苦して考えたのですが もっと簡単でした。

『ビニールテープの上に置き 太めのペンで押し込む

ただこれだけ。 今まで悩んでいたのに 

固定観念にとらわれすぎると 無駄に考えてしまいます。

後は組み立てていくだけ

部材の作成が終わったので後は組立作業。

ここまで来ると後は簡単。

女王蜂が通れないようにするメッシュの部分は、隔王板のプラスチックの物で代用します。

カットもハサミで切れるので楽でした。強度もあり充分だと思います。

女王蜂が隔離される部屋の仕切りです。 ガルバリウム鋼板で作られていました。

ここを開けて女王蜂を取り出す部分になります。

ガルバを入れる為の加工がかなり大変でした。 ここが一番手間が掛かりました。

完成しました。

細かな作業を終えてなんとか同じ物を作る事が出来ました。

値段が高いのも分かります。 作るのはちょっと大変でした。

女王蜂を飛び立つ前に捕獲できれば分蜂群の管理も楽になりそうです。

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