【FLHTCU】夏に向けてのオイルメンテナンス

日々の事

沖永良部の6月は梅雨真最中。

バイクを乗りたくても雨もしくは霧 乗るのに躊躇してしまいます。

こんな時には今から訪れる夏に向けてのオイルメンテナンスを行います。

オイルメンテナンスの内容は、エンジンオイル・フィルターの交換、プライマリーオイルの交換になります。

ミッションオイルは先日バックギアのキー交換の時にメンテナンス済みです。

エンジンオイルの排出

エンジンオイルを抜き取る時は暖気運転を行いオイルを温めてからドレンボルトよりエンジンオイルを排出します。

交換前のオイルこんなに汚れていました。

1997年式のFLHTCUのエンジンオイルドレンは、車体の下オイルパンについています。(写真中央の白っぽいボルト)

ダーティーなオイルが出てきました。もうちょっと早めに交換しておけばよかったとおもいます。

オイルフィルターの交換作業

センサー除けタイプもあります。

今回フィルターの交換のためのオイル受けを購入しました

しかし クランクポジションセンサーに干渉して入りません。

それならばオイル受けの新品をカットしました。

クランクポジションセンサーが干渉してフィルターを外せない。

クランクポジションセンサーがフィルターレンチに当たってしまいちょっと変形してしまいました。

結局センサーを外してからフィルターを交換したのですが先立って外せばよかったと後悔(´;ω;`)

センサーの根元部分の金属を押しつぶしてしまいました。

ネットで確認したら部品だけでも2諭吉さんくらい。 Harleyってお高いのです。

クランクポジションセンサーとは

  • クランクシャフトの回転等を感知するセンサーです。
  • クランクポジションセンサーはエンジンの状態を監視するセンサーでエンジンの回転数などを計測しています。
  • 4サイクルエンジンではピストンが2回工程する間にカムシャフトが1回回転する仕組みですがクランク角からではどの工程にいるのか分からないためカム軸のカム角センサーでこれを感知している。
  • このセンサーによりより高度なクランクカムの位置情報をECUに送り点火、燃料噴射時期、噴射量を制御している。
  • クランクポジションセンサーにより計測されたデーターを元にエンジン内の燃焼サイクルを決めているため非常に重要な部品です。
  • つまりこのセンサーが正常に稼動しなければエンジンが掛からない
これがクランクポジションセンサーです。

オイルフィルターの交換際は、先にセンサーを外しましょう。

そうでなければセンサーを傷つけてしまいます。

画像中心の丸い形の所にフィルターがあり右下の楕円の部分にクランクポジションセンサーがついていました。

交換するフィルターには先に120ml程度オイルを入れてパッキンにオイルを塗布してから

工具を使わず手で締めこんだら終わりです。

工具などで締めこんだら次回外せなくなります。

手で締めこんでも乗っているうちに固く締めこまれているような感じです。

プライマリーオイルの交換

エンジンオイル同様に大切なプライマリーオイルの交換です。

こちらはダービーカバーを外してからカバー直下のドレンボルトを外すだけです。

入っているオイルの量を確認したのですが大分少ない。

オイルが抜けきったらドレンボルトを取り付けてオイルをここから入れていきます。

規定量だと1.25リットル位なのですが2クォート入りました

目視だとクラッチダイアフラムスプリングが浸るくらいだそうです。

下の中心ボルトから2.5インチくらい下の位置がチェーンケースオイルレベルになります。

交換したオイルの汚れ

今回交換したオイルです。

左側からエンジンオイル、プライマリーオイル、ミッションオイル

どれも汚れがひどい。こんな状態で走っていたのがちょっと怖いです。

前回のオイル交換はショップがしてくれていたので約9カ月くらい前だと思います。

これからはエンジンオイルを基準に3000㎞または半年くらいでメンテします。

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