沖永良部島のザトウクジラ

日々の事

クジラの季節がやってきた。 ザトウクジラのホエールウォッチング

毎年1月から4月にかけて沖永良部島の周辺海域にザトウクジラが姿を現します。
ザトウクジラは、出産や子育てのために奄美の南西諸島や沖縄の慶良間諸島を目指して南下してきます。
沖永良部島の周辺でも多くのクジラを目にすることが出来ます。
風波の無い海を眺めていると海中から呼吸をするために海面に上がってきたクジラが
潮を噴き上げるので目視で確認できます。
しかし大抵の場合は、沖合のためちょっと見ずらいです。
稀にですが島の岸壁から数十メートルの距離まで近寄ってくる場所もあります。

ザトウクジラの潮吹きは、呼吸するため

クジラは、海にいるのに哺乳類 肺呼吸なのでどうしても海面に上がる必要があります。
クジラの潮吹きとは、その時に吐き出される呼吸が海面で冷やされて霧状になるためだとされています。海水(潮)を噴き上げている訳ではないみたいですね。
下の写真のように大きな潮を噴き上げている様に見えるのでクジラを探す時の目印になります。
この噴き上げを探して海とにらめっこしながらクジラを探します。

海面に浮上して頭の上にある噴気孔から勢いよく潮を噴き上げるので目視で確認できます。

ザトウクジラの生態とは?

標準的な個体では、体長11m~16m位 体重30tほどだが大きい個体だと20m位になります。

全長の1/3にも達する長く大きな胸鰭が特徴で顎にあるフジツボに覆われたこぶ状の隆起が特徴。

背中の色は、青色から黒色でお腹に白い斑模様があり、胸鰭の先も白色になる。

泳ぐスピードは時速25Km/hくらいで小さい時は5分位潜り、身長が大きくなれば45分位息を止めて潜ることが出来る。

主食はオキアミ、バブルフィーディングにより捕食し複数の個体で協力して行う事もある。

夏のシーズンは、北極や南極で過ごし冬には赤道付近まで移動し出産、繁殖、子育てを行う。

ザトウクジラは歌を歌うクジラとしても知られています。

沖永良部島でのクジラの様子

望遠レンズで覗いての遠目の撮影。
遠すぎました。ずっと海を眺めていると時折浮上してきます。

ちょっと見えないですが噴気しているのが分かります。

その後にちょっとだけ見えた背びれですが距離があり撮影が難しい。

今後撮れたらアップしてみたいと思います。
今は、こんな写真だけですが・・・
カメラとドローンを持って撮影に臨んでるのですが撮るのが難しいですね。

追記:3/15 子供とちょっとお散歩中にクジラに遭遇した時のiPhoneで5倍望遠の映像です。

ザトウクジラのジャンプ

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