沖永良部島で生きかえる福島県からのログハウス
現在建てているログハウスは、震災地である福島県の仮設住宅に使用されていたログハウスを再利用しているプロジェクトになります。
平成23年3月11日 14:46におきた東北地方太平洋沖地震後に使用されたログハウスになります。
震災後に仮設住宅として建てられ被災者の生活を守ってきたログハウスの住宅。
仮設住宅撤去後に解体し東北地方からここ沖永良部島まで輸送してきました。
ログハウスの構造に合わせて一般住宅として使える様に設計変更を行い時間を掛けて打合せを行ってきました。
今回はその建築状況になります。
ログハウスの組立状況
家の基礎工事が終わり土台入れを行いその上にログハウスを組み立てていきます。
このように各パーツ毎に振り分けされていきます。
ログハウスの壁の断面です。丸太のような大きさの木を組み上げて壁を作ります。
木の断面は高さ約20cm、幅11cm位です。
このようにX方向とY方向の木材を交互に積み上げて強度を上げていきます。
福島県の大工さんと沖永良部の大工さんの共演作業。
福島県から大工さんをお願いして作業を行っております。
ログハウスの組立は特殊な作業性の為、一緒に作業を行い技術を習得します。
止水パッキンも新しい部材に変更していきます。
そして一段ずつ組み上げて行く作業になります
木材同士がきっちりと噛みあい構造壁として組みあがっていきます。
一段ずつ積み上げて壁になってきました。
イイ感じですね。
完成が楽しみです。
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