いきなりの分蜂🐝 捕獲の様子です。

養蜂

巣箱の管理で養蜂場に行ってみたら地面に蜂が分蜂してました。
一番群勢の強い群が分蜂したみたいです。
継ぎ箱も上げて順調よくいってると思っていたのに分蜂されてしまいました。

でも羽をカットしてあったので遠くに飛ぶことが出来ずに巣箱から2メートル位のところで発見。

分蜂群を確認。でもどうやって取り込むのか?

たまたま発見出来て良かったですが地面に這いつくばってる蜂をどうやって取るのだろう。

しかも数時間後には雨が降り出す予報。雨の合間で作業をするために来たのですが。

木の枝なら今までの様に枝ごと巣箱に入れることが出来るが地面に這ってる蜂をどうしよう。
『チリトリとほうきで集めるか』と最初は思ったけど思いとどまり、しばらく困惑。

手のひらですくおうかとも。 この中から女王蜂を見つけ出すか。

う~ん 難しい。 養蜂の経験値が足りない。

蜂の気持ちになって考えたこと。

しばらく考えました。 蜂さんの気持ちになって

分蜂時 蜂は木の枝に集まり蜂球を作ります。
ホントは飛んで木の枝に留まりたいはず。

そうだ 木の枝を与えてみよう。

木の枝を与えてみるとちょっとずつ登り始めてきました。
いい感じです。 枝が地面に接していたので鍬の柄の上にまたがらせてしばらく様子を見ました。

徐々に蜂さんが集まってきました。

しばらく経つと木の枝と鍬の柄に蜂が集まりだしました。

これは行けるはずと燻煙器で蜂を動かしながらまとめて行きました。

そっと持ち上げて木の枝と鍬の柄を巣箱に

何とかなりました。木の枝と柄を巣箱の中に入れることに成功。

この中に女王蜂がいれば自然と集まってくるはずです。

メッシュの防護服ですが暑い。蒸し暑く汗だくで作業しています。
暑いけどヤブ蚊を防いでくれるので助かります。蚊の防護服になってます。

しばらく見守りました。蜂さんが蜂球を作り始めました。

上手く女王蜂も入ったようです。蜂球を作ってます。

分蜂群を巣箱に入れることに成功。

蜂も落ち着いてきました。

いきなりの展開でビックリしましたが試行錯誤しながらなんとかなりました。

後は振るい落して蓋を被せて完了です。

いきなりの分蜂で慌てましたが羽をカットしてあったので無事捕獲出来ました。

もしカットしてなければ飛び立ち捕獲出来なかったと思います。
野生化したセイヨウミツバチは、人間の管理が無ければ生きていくことが難しく
飛び回ると周りの人がびっくりして迷惑を掛けてしまいます。

分蜂は、養蜂家にとって大きな損失にもなります。
今回は無事捕獲もできたので損失にもならず1群を増やすことが出来ました。

定期的な見回りと日ごろの管理が大切だと実感した出来事になりました。

見に来てよかった。

明日の仕事は、捕獲群れの給餌と巣枠の設置。そして本日行う予定の管理作業が残りました。

翌日の給餌作業。

翌朝の早朝に分蜂捕獲群を確認に行きました。

何時ものように巣箱の上部の蓋の裏に蜂群が張り付いています。

木の枝を取ろうと思ったのですがもう少し様子を見ながら後で取り出すことにしました。
まだ枝に密集しています。

こうなると蓋を閉めるときにどうしても潰してしまいます。

取り合えず給餌を行います。

砂糖6割に対して水4割の砂糖水が餌となります。

それと代用花粉のパックを与えます。花粉はミツバチにとってタンパク質。

欠かせない栄養源。今から巣枠に巣をかさ上げして蜜や花粉を貯めるまでの間の餌になります。

このまま落ち着いてくれれば分蜂群捕獲成功になります。

女王蜂の存在が気になるところです。

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